「製品開発」と「品質」
技術開発部は昭和コーポレーションのメーカー部門。主に「製品開発」を担当している部署です。「製品開発」にあたっては、お客様のもとへ訪問し製品ニーズを把握する、製品アイデアを考案し設計する、試作品をつくり性能の検証試験をする、そして特許出願に向けた準備をする、などのプロセスがあります。どれも高い専門性と創造性が要求される仕事です。
創造性と秩序のバランス
私は入社してすぐに技術開発部に配属されました。様々な製品開発業務や多くの人に助けられながら、ここまでキャリアを積んできました。それぞれの仕事では、ともに大きな失敗を繰り返しましたが、会社は我慢強く私を使ってくれました(笑)。そんな私に、成長のための様々な機会を与えてくれたことにとても感謝しています。
最近は海外での生産も増えてきたことで、現地に出向いて技術者と打ち合わせる機会も多くなってきました。海外の人は当然、私たち日本人とは基本的なビジネスの考え方や、ものづくりに対する考え方が違います。お互いの考え方を理解するまでにはかなり試行錯誤することもあります。しかし考え方が重なり合ったという感触を得て、この案件は成功すると思える瞬間は、とても醍醐味を感じるものです。
技術開発部門は、創造性を発揮させ長期的成果を得るという役割を担う部門です。そのために心がけていることは、創造性と秩序のバランスを取り、短期的成果と長期的成果のバランスをとること。この2つを意識して部門運営をしています。
建築現場の工数を数万時間削減したい
建築業界にとって労働力人口の減少はとても大きな課題になっています。それを解決できる方法の一つが、部品の取り付け工数を減らし、施工を簡単にすること。このような省力化製品を生み出し、建築現場の工数を数万時間削減すること。それが私の大きな目標です。その実現のために必要なのが、技術開発室をスタープレイヤーがうごめく部署にすること。現場の課題を捉えるプロフェッショナル、アイデア企画のプロフェッショナル、設計・検証のプロフェッショナル。様々な人材を集め、育て、活気ある部署になることを目指しています。
SCHEDULE ◎おもな1日のスケジュール
9:00
◎出社
メールやFAXなどを確認して、本日の予定を計画します。
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9:30
◎開発企画打ち合わせ
開発製品の企画段階の打ち合わせ。ブレーン・ストーミングでアイデアを出し合います。打ち合わせは頭の冴えた午前中がベストです。
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12:00
◎昼食・休憩
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13:00
◎図面確認・承認
メンバーが作成した図面や技術書類が正しく作成できたか、内容を確認します。
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15:00
◎打ち合わせ資料の作成
工場との打ち合わせのための資料作成。製品の改善箇所を資料にします。
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17:30
◎本日の振り返り
本日の進捗の振り返り、机の整理整頓、明日の予定などを確認して業務終了です。
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18:00
◎退社
これまでのキャリアステップ
2002年
製造販売事業本部 技術開発部に配属
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2020年
製造販売事業本部 技術開発部長
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創造性と秩序のバランス
建築現場の工数を数万時間削減したい