SCは熱絶縁工事のパイオニア

メーカー、商社、専門工事会社という3つの顔で、

熱エネルギーロスの少ない建物を実現する

オフィスビルや、商業施設、学校、病院など、たくさんの人々が集まる建物には空調や給湯などの設備があります。建物内部にはそのための空気や水が通るための配管が縦横に張り巡らされ、人間の体で言えば血管のような役割を果たしています。そしてここでは必ず熱が発生しているため、この熱を適切に処理しないと空調や給湯システム全体が動かなくなってしまいます。「熱」をコントロールすることは、エネルギーロスを最小限に抑え、エコで快適な建物環境を実現するのに欠かせない技術です。

昭和コーポレーションは、この「熱絶縁」の分野で60年以上の歴史があります。業界に先駆けて開発した「インシュレーションスリーパー」（配管用断熱支持具）は、熱を他の部分に伝えずに配管を支持できる、現在でも当社の主力製品です。

さらに、こうした独自製品を開発するメーカーであると同時に、様々な建設資材を扱う商社であり、専門工事会社として施工も担当するという3つの違う顔を持っていることも、昭和コーポレーションのユニークな特徴です。それぞれの強みを活かして、進化し続ける建物の「熱絶縁」というニーズを支え、快適な住環境の向上に貢献する「熱絶縁」のトップランナー。それが昭和コーポレーションです。

熱絶縁と環境対策

建設は様々な専門工事会社が協働してつくり上げる仕事です。

その中で昭和コーポレーションは「熱絶縁」を軸に60年以上に亘って活躍してきました。

ここではその「熱絶縁」と環境対策についてご紹介します。

熱をコントロールする「熱絶縁」

ここで述べている「熱絶縁」とは、「熱絶縁工事」のこと。建物に発生する熱エネルギーを効率良く、そして無駄なく利用するための工事です。建物はオフィスビルや商業施設などのたくさんの人々が利用するものから、工場や化学プラントなどの特定の役割を果たすためのものまで様々な種類があります。配管を通って運ばれる空気や熱は、その建物の性質によって大きく異なり、冷凍食品メーカーなどの保冷工事や焼却炉の耐火・耐熱工事、熱や結露を防ぐ工事など、その建物の目的に合わせた「熱絶縁工事」は建設のとても重要な要素の一つです。昭和コーポレーションはこの「熱絶縁工事」のエキスパートとして、インシュレーションスリーパー（配管用断熱支持具）といった機能性配管支持具の開発・製造から適切な工事用資材の調達、そして施工までを担当しています。

昭和コーポレーションの環境対策

現代社会では、地球環境を考えた環境対策や省エネルギーを考えることは、どんな企業にとっても必要不可欠なものになっています。例えば経済産業省が推進する「ZEB（ゼロ・エネルギー・ビル）」のように、ビルの運用段階でのエネルギー使用量を限りなくゼロにするという考え方が始まっているなど、建設業界もその例外ではありません。昭和コーポレーションの事業の核である「熱絶縁」は、こうした環境対策に直結しているものです。私たちは、商業施設やビル、汚泥処理などの環境保全施設、重要産業プラントなど様々な建物の「熱絶縁」の最適な設計・施工を通して、省エネルギーと省資源社会の実現を追求しています。